ブログリテラシー

日本でブログブームがうたわれて久しい。輸入元であるアメリカでは、ブログは日本よりも盛んで、もっと力を持っているようだ。

たとえば米民主党は昨年、ブロガーにも記者証を交付し、他プレスの記者と同じように取材ができるような措置をとるなどして、社会的にもブロガーというものが認知され、第二のメディアとしての影響力を行使しつつある。
参照

先日は、サンフランシスコでBlog Business Summitというイベントが催された。小鳥さんのブログでは、そこでの講演で「ジャーナリスト」と「ブロガー」が区別されていたことに着目している。

また、力を持っているがゆえに、WAR BLOG(イラク戦争時に戦争のことを扱ったブログ)のように既存の社会に影響を与えたりもするが、逆に社会の側から制裁を受けることもある。

Googleでは、社員がブログの記事内容を理由に解雇された。(参照
IBMは、世界32万人の従業員に対し、Blogの積極利用を奨励すると同時に、注意を払うよう呼び掛けている。(参照

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日本でもこの種のブログ事件が増えてきそうな雰囲気だ。つい先日、こんなケースが発生した。
「オタ」「きもい」──スタッフのブログ発言、企業を巻き込む騒動に

ブログは、仲間うちの交換メールではない。専用掲示板でもない。基本的にはWWWで開かれている、誰にでも閲覧される可能性のあるものである。この「オタきもい」ブログの作者には、その意識が決定的に欠けていた。このブログも、日本語環境さえあれば誰にでも読むことが出来る。

だからこそ、ここでは

・誰に読まれても困らない記述
・誰が読んでも理解できる記事
・面白い文章

という、コンテンツ意識を常にもちつづけたいと思う。これが僕の考えるブログ・リテラシーだ。(あくまで努力目標なので、現段階で達成できてるとは断言できませんが…)

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