Linuxのhistoryコマンドで特定の履歴を削除するオプション
自分の打ったコマンド履歴の確認コマンド「history」から、特定の履歴だけを削除する方法です。
hitory -d [history行番号]
使用例
history -d 555
「あ!しまった!su – した後に、誤ってrootのパスワードをコマンドとして入力として入力してしまった!」
とか、
「こんな恥ずかしいタイプミスは抹消したい!」
といったときに使えますね。
ただし、「えーっと。historyのオプション…クリアだったっけな?」と「history -c 」をやってしまうと、history履歴が全部消えるのでご注意ください。「-c (clear)」ではなく「-d (delete)」です。
historyの主なオプション
短いオプション | 意味 |
---|---|
整数値 | 履歴の末尾から指定した行数分を表示する |
-c | 履歴一覧から全ての項目を削除する |
-d 番号 | 指定した番号の履歴項目を削除する |
-a | 履歴ファイルに現在のセッションの履歴を追加する |
-n | 履歴ファイルからまだ読み込まれていない行を全て読み込む |
-r ファイル | 履歴ファイルを読み込み、内容を履歴一覧に追加する |
-w ファイル | 現在の履歴を履歴ファイルに上書きする |
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