IPv4が本当になくなる

IPv6というのがあるわけです。IPは数字の組み合わせでしかないので、桁数が決まっている以上有限です。そうなるとずっと発行し続けていると、いずれなくなってしまう。IPは固有の数字でないと存在できないから、そうなると全世界的にすごく困ってしまう。

ということで、94年からIPv6という次世代IP規格が研究されています。インターネット関連の研究では珍しく、この分野は日本人技術者が強力に推し進めていて、世界的には「IP? いいよまだIPv4で足りてるから。面倒くさいし…」というような雰囲気があったりするわけですが、それでも有限であるからにはいつかなくなります。

実は IPv6 って何年も前からよく耳にするけど、特にインフラまわりの知識が拙いし、何だかんだ身の回りのほとんどが IPv4 で、それでまぁウマくいってるからよくわからないし、別にどうでもいい…と、IPv6 に対して「現実味がない。時期尚早なのでは?」みたいな勝手な印象を抱いて、毛嫌いしてました。
IPv6 とかよくわからない人間が IPv6 対応サイトを作る際の知っておくべき 8 つの注意点 – にぽたん研究所

こちらのサイトでも紹介されていた、IPv4枯渇時計。

2008/12/16 19:17現在、あと14%、578,418,454個です。Xデイまであと810日…。

リアルタイムで見ていると、(シミュレーションですが)凄い勢いでIPが減っていっています。「日本の借金時計」みたいな怖さがありますね。(どちらが深刻かはさておき)

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このライブドアさんの取り組みにも注目しておきたいところです。

ライブドアは12月15日、IPv6対応サイトの実証実験を希望する開発者に対し、IPv6環境を提供するプロジェクト「EDGE Co.Lab v6」を開始した。プロジェクトへの参加を希望する開発者および企業を広く一般から募集する。
ライブドア、IPv6対応サイトの検証環境を無償提供する「EDGE Co.Lab v6」を開始:ニュース – CNET Japan

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