SEOで「検索エンジン1位」よりも気をつけるべき事
SEOというと、少なからぬ人が「Google1位」「Yahoo1位」というのを理想、究極の目標としておいてしまうようです。
もう少し分かっている人は、「コンバージョンを上げること」が大事だと気付いていますが、それでも順位が高ければ高いほどいいというのは前提です。
しかし、ユーザーが目的を持って検索しているか、何かを調査するために検索しているかによって、検索順位の見られ方が違う、というこの分析はちょっとした意外性もあってためになりました。
調査検索では、ユーザーは順位にとらわれず、タイトルとディスクリプションでページ内の情報を取捨選択するという結果が出ました。その取捨選択の基準は、ユーザーが何についての情報を調べるかにより異なります。
「SEOで検索順位1位」はどこまで重要か–ユーザーの検索行動を分析する:マーケティング – CNET Japan
目的検索(ユーザーが「○○を探す」という目的をもって検索している場合)
- 検索結果上少なくとも5位以内
調査検索(ユーザーが「○○について調べたい」と思って漠然と検索している場合)
- タイトルとディスクリプションで決まる
運営サイトが、検索対象そのものである場合は5位以内に入る必要があり、そうでない場合はタイトルとディスクリプションにかなり気を遣う必要があると言うことです。
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ユーザーの検索がストップしてしまうのは…
そして意外だったのはこれ。ただしどちらも、「All About」「Wikipedia」「教えて!goo」「価格.com」など、情報サイトとして評価の高いサイトが途中で出現した場合には、それ以下は全く見てもらえなくなるとのこと!
確かに自分で検索するときのことを考えても、そういう検索行動に心当たりはありますね。
情報系サイトでは、定番ですが「用語集」的なコンテンツにも存在意義が再認識できそうです。