UIデザインの重要性
やっぱりなんだかんだ言って、Webサイトなりアプリケーションなりでユーザーにとって最も重要なのはデザインだったりするわけですよ。
しかもそのデザインというのは、見た目の綺麗さというよりも使いやすさ、ユーザーインターフェース(UI)です。開発側は往々にして機能最優先でこちらを二番手ぐらいにしてしまいますけど、両方大事なわけです。
先日、実家で新しい体重計を買ったんですが、この体重計、体脂肪から骨密度、筋肉量や基礎代謝まで図れる多機能体重計なんですが、これらの数値が1秒ごとにめまぐるしく2周表示されて、それで消えてしまう。こっちはどれがどの数値だかもよくわからず、慌ててメモして後で見なくてはいけない。
これは、機能が良くてもUIが粗悪なために、ユーザーに要らぬストレスを抱かせてしまっている典型的な例ですね。この体重計は聞いたことがない海外メーカーの安物でした。
ユーザー体験を決定的に左右するのは、機能それ自体よりもそのデザイン、インターフェースである、ということで、Web制作においてもモックアップ作成時から意識し愛知来たいところです。
上野氏は「とりあえず半分適当でもいいので、見た目を作ってそれを叩き台に」してみようと話す。まずはデザインを起こすということで、HTMLから作ってもよし、Photoshopなどのグラフィックツールでユーザーインタフェースを起こしてみてもよい。
上野氏はモックアップ作成時の注意点として、「UIデザイン原則」を守ることが重要だと強調している。この原則は、
1. ユーザーに主導権を与える
2. 直接操作の感覚を与える
3. 一貫性を高める
4. 目に見えるようにする
5. 操作を可逆的にする
6. モードを減らす
7. エラーを回避する
8. マジョリティに最適化する
9. ユーザーの作業を加速化するユーザーにとってはUIがすべて:UIデザイン原則をソシオメディアが語る – page3 – builder by ZDNet Japan
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