なぜか公開鍵でSSHログイン出来ないときの原因

鍵のペアはちゃんと作った、設置場所もパーミッションも合っている。
/etc/ssh/sshd_config の設定も確認済みだ。

なのにログインできない!

エラーログ
/var/log/secure
を見てみると…

Jan 9 21:18:20 ns sshd[7941]: Received signal 15; terminating.
Jan 9 21:18:20 ns sshd[8634]: Server listening on 0.0.0.0 port 22.
Jan 9 21:18:31 ns sshd[8656]: Authentication refused: bad ownership or modes for directory /home/dacelo

んん?
ポートは開かれて接続した後に「所有権限かモードが間違っている」としてはねられていますね。

よくよく見なおしてみると、鍵ファイルのパーミッション、鍵ファイルを設置するディレクトリのパーミッションはあっていますが、ユーザーディレクトリのパーミッションが777なんてことになってました。
ここを701か755に直せばOKです。

公開鍵ファイルauthorized_keysの設置場所とパーミッション

調べてみたら、かつて自分で詳しく説明した記事を書いていました。偉いぞ、昔の私。

公開鍵ファイルauthorized_keysの設置場所とパーミッション | Weblogy

ファイル 場所 パーミッション
ユーザールート /user 701
SSHディレクトリ /user/.ssh/ 700
公開鍵 /user/.ssh/authorized_keys 600
公開鍵ファイルの配置とパーミッション
公開鍵ファイルの配置とパーミッション

その他の理由

その他公開鍵でSSHにログインできない理由としては、

  • sshd_configで公開鍵認証を有効にしていない
  • SE Linuxが邪魔をしている

等があるようです。私はまだ遭遇したことがないケースですので、詳細はおググりくださいませ。

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1 thought on “なぜか公開鍵でSSHログイン出来ないときの原因”

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