phpPgAdminにログインできないときの解決法

phpで書かれたWebベースのPostgreSQL管理ツール、phpPgAdminのレスキューtipsです。

phpPgAdmin :: Web Based PostgreSQL Administration Toolで、ちゃんと設置したはずなのにログインできない!」
というときのために、検索用の覚え書き。

それらをWEBブラウザ上で操作できるようにするPHPプログラムが、phpMyAdminとphpPgAdmin。
そのうち、phpPgAdminはPostgreSQL用のそれ。phpPgAdminはphpMyAdminよりもインストールでハマる可能性が高いと思います。

以下、「ログインできない!」と焦ったときのチェックポイント。

1.そのユーザにパスワードはあるか?

初期状態では、パスワードのないユーザではログインできません。phpPgAdminの設定を編集するか、ユーザにパスワードをつけてあげるかしましょう。
phpPgAdminのコンフィグファイルは

[root@localhost conf]# vi /var/www/html/phpPgAdmin/conf/config.inc.php

で編集します。(インストール場所、フォルダ名は一例)
パスワードを付けるコマンドは、

dbname=# ALTER USER ユーザ名 WITH PASSWORD ‘新しいパスワード’;
ALTER ROLE

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です。

2.一般的ユーザではないか?

root、postgresといった一般的な名称のユーザ名だとログインをはじくセキュリティ設定があります。

$conf[‘extra_login_security’] = true;

の部分を[true→false]にして無効にしましょう。

3.ローカルユーザーの判定

postgreSQLの設定で、ローカルコネクションの場合の判定をIPで指定してあげます。
(postgreSQLの設定ファイルは、RedHat系なら /var/lib/pgsql/data/pg_hba.conf 、Debian系なら /etc/postgresql/pg_hba.conf にあります。)

# IPv4 local connections:
host all all 127.0.0.1/32 ident sameuser

となっているのを

host all all 127.0.0.1 255.255.255.255 trust

と書き直す。これで接続できるはずです。多分。

About: dacelo


2,559 thoughts on “phpPgAdminにログインできないときの解決法”

  1. どうがんばっても動かなくて、
    あきらめて、pgAdminでつないでみたらあっさり接続。。

    どうやっても動かなくて、藁にもすがりたい人は、
    pgAdminでやってみることおススメ

  2. 私は以下で解決しました。

    vi /etc/phpPgAdmin/config.inc.php

    #$conf[‘servers’][0][‘host’] = ”;
    –>
    $conf[‘servers’][0][‘host’] = ‘127.0.0.1’;

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